トップページ > 看護師・ナースのキャリアアップの基本「NP資格導入を前に養成が進む」

保助看法は看護師・ナースの研修を後押しする内容に変わりました。これはキャリアアップを考えている看護師・ナースにとってチャンスです。キャリアアップには、ぜひ情報キャッチのセンサーを高め、「好奇心」「持続性」「楽観性」「柔軟性」「行動力」の5つをポイントに、道を探ってほしいと思います。

看護師・ナースのキャリアアップの基本

  • NP資格導入を前に養成が進む

アメリカでのナースプラクティショナー(NP)の制度が確立していく過程でも、看護師の地位見直しや権利獲得の思い、女性運動のパワーがその後押しをした事実があります。

日本においてナースプラクティショナー(NP)導入が求められている理由の1つは、アメリカと同様に「看護帥の地位の向上」「自律」ということができます。

ナースプラクティショナー(NP)やそれに類似する看護制度はアメリカ以外にも、すでにイギリス・フランス・韓国で行なわれています。

いずれもプライマリーケアにおいて薬の処方などができる内容のようです。

この点からいっても、日本において導入が具体的に検討されるいい時期になっているといえます。

草間朋子大分県立看護科学大学学長は、ナースプラクティショナー(NP)導入に関連して、「特定の教育を受けた人に限定すること。慢性的な症状や軽いものに関しては、医師の直接的な指示を受けなくても診療看護師の判断でできるようにすること。これは看護職が、責任を持って自分で自分の行為を規制する、自律という点でも大事なこと」で「キャリアアップの機会になる」といいます。

さらに「看護教育が高度化し看護大学や大学院が増加した中で、4年教育を受けてさらに2年間の修士まで教育を受けた人たちが、常に医師の指示がなければ働けないというのではなく、自律し、何らかの付加価値が付かなければ、看護職が魅力的な職業であり続けることはできない」と語っています。

ちなみに、「診療看護師」は草間朋子学長が提唱するナースプラクティショナー(NP)の和名です。

このほかに、「高度実践看護師」という名称も使われています。

日本にすぐにアメリカ並みのナースプラクティショナー(NP)制度を導入できると考えている論者はおらず、積極的に進める立場でも、最初はアメリカの50〜60%の内容が妥当と考えているようです。

参考になさってください。

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