トップページ > 看護師・ナースのキャリアアップの基本「ナースプラクティショナーの設定内容」

保助看法は看護師・ナースの研修を後押しする内容に変わりました。これはキャリアアップを考えている看護師・ナースにとってチャンスです。キャリアアップには、ぜひ情報キャッチのセンサーを高め、「好奇心」「持続性」「楽観性」「柔軟性」「行動力」の5つをポイントに、道を探ってほしいと思います。

看護師・ナースのキャリアアップの基本

  • ナースプラクティショナーの設定内容

大分県立看護科学大学と大分岡病院による特区申請内容からナースプラクティショナー(NP)の設定内容を判断することができます。

1.初期診察

ナースプラクティショナー(NP)は、発熱、幅吐、下痢、便秘、頭部を除く打撲(挫傷)及び捻挫、軽微な症状を訴える患者を診察し、必要な検査を自ら実施あるいは指示するとともに、その結果を判断すること(「初期診察」)ができることとします。

2.初期診療

ナースプラクティショナー(NP)は、初期診察(後に初期包括的健康アセスメント)を行なった患者に対して、薬剤を用いて治療、処方を行ない、診療録、診断書、処方せんなどの代筆をすること(「初期診療」)が できることとします。

3.継続診察

ナースプラクティショナー(NP)は、症状の安定している高血圧、糖尿病及び慢性閉塞性肺疾患患者に対して診察を行ない、必要な検査を自ら実施あるいは指示するとともに、その結果を判断すること(「継続診察」)ができることとします。

4.継続診療

ナースプラクティショナー(NP)は、継続診察を行なった患者に対して、薬剤を用いて治療、処方を行ない、診療録、診断書、処方せんなどの代筆をすること(「継続診療」)ができることとします。

5.死亡の確認

ナースプラクティショナー(NP)は、継続診療(後に、継続医療処置管理)を行なった患者が、医療サービスの行き届かない地域で死に至った場合、死亡原因及び死亡に至る経過が予め予想した範囲内にあり、主治医の了解が得られた場合に、死亡の確認、死亡診断書の代筆ができることとします。

6.ナースプラクティショナー(NP)学生の実習

ナースプラクティショナー(NP)学生が、軽微な症状を訴える患者及び症状の安定した慢性期疾患患者などに対する診察、検査、診断、治療及び処方等を修得するため、医師の指導・監督のもとに、病院、診療所、訪問看護ステーション、介護老人保健施設及び介護老人福祉施設などの実習施設で行なう実習は、処罰の対象とはならないこととします。

参考になさってください。

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